こんにちは、ハードロックマン(@hardrockman_i)です。
前回の「不動産投資の収支公開(2018年1月~6月)そして、取材を受ける」から3ヶ月ですが、これでもか!というくらい様々なことが起きました。
今回は、1月から9月までの不動産投資の収支状況を公開、7月から9月の出来事、そしてTATERUの預金通帳改ざん事件について振り返りたいと思います。
今回公開する収支は、9月末時点の損益計算書の所得金額を基にした簡易的なものです。
前払金の処理や減価償却処理などの決算処理前の数字です。
年明けに決算処理後の所得金額を公開します。
1~9月の収支状況
収支の前に、読者の皆さんにお伝えしたいことがあります。
僕に対して、「ブログで収支を公開していると税務調査が入りやすい」、「ホワイトハッカーによってIPアドレスから個人が特定される」といって、当ブログで不動産投資の収支を公開させないようにしようとする圧力がありました。
どこからの圧力かは読者の皆さんのご想像にお任せします。
そんな圧力には負けずに収支を公開したいと思います。
さて、不動産投資の収支ですが、収入は6,987,819円、経費は6,987,680円、9月末時点の損益計算書の所得金額は139円です。
かろうじてプラスですが、まだ減価償却処理をしていない状態です。
元金返済は2,335,421円なので、キャッシュフローは-2,335,282円でした。
経費のうち、TATERU Apartmentの直接の経費は5,943,649円、その他の不動産投資全体にかかる経費は1,044,031円でした。
TATERU Apartment単体で見ても、キャッシュフローは-1,291,151円の大赤字です。
収入
7月から9月の僅か3ヶ月の間に退去が連発しました。
まず1棟目アパートでは、7月16日に202号室が退去、8月8日に入居が決まりましたが、9月5日に102号室が退去しました。
2棟目アパートでは、9月5日に203号室が退去、9月30日に202号室が退去となりました。
経費
この3ヶ月間の経費では、相変わらず借入金利子が973,735円で一番多く、約33%を占めています。
それに続くのは「諸会費」が897,231円で、約30%です。
そう、「不動産投資コンサルティングを頼る。その額120万円!!」でご紹介したコンサル費用です。
今年の9月末までが会員期間だったため、今年分は9月末に経費算入しています。
衝撃の出来事2連発!!夜逃げ、保険事故
7月から9月は衝撃の出来事が連発しました。
その出来事について紹介します。
夜逃げ
9月5日に退去となった102号室ですが、通常の退去ではありませんでした。
なんと夜逃げによる契約解除です!
しかも6月から家賃を滞納していたとのこと!
僕に管理会社のTATERUから連絡が来たのは、契約解除日前日の9月4日の21時でした。
家賃は通常どおり入金されていたので、僕はそれまで102号室の入居者が家賃を滞納していること、夜逃げによる契約解除に向けて動いていることは全く知りませんでした。
契約解除前日の夜ですよ、遅すぎやしませんか?
TATERUの管理部門の方は連絡が遅くなってしまったことを素直に認めていただきましたし、TATERUと入居者の間には保証会社が入っていて、TATERUも家賃滞納をすぐには把握できないといった理由もあったようです。
今回は仕方がなかったということでしょうか。
家賃滞納、そして夜逃げがありましたが、保証会社がついていたため滞納分の家賃はしっかり支払われましたし、残置物の撤去費用なども保証会社が負担してくれました。
そんな状況でも、僕の負担はルームクリーニング費用の28,080円だけだったのは不幸中の幸いでした。
保険事故
僕、加害者になりました。
TATERUに委託しているアパートの管理が行き届いておらず、人に怪我をさせてしまったのです。
詳細は相手方がいるので書けませんが、「は?」って感じです。
管理会社のTATERUから連絡を受けて、怪我をした理由を聞いたところ「何それ?それって僕のアパートが悪いの?」って感じでした。
でも、TATERUから聞いた怪我の程度はかすり傷程度とのことだったので、治療費の補償くらいかなと思っていました。
その後は保険代理店が間に入り、怪我をした当事者からの聞き取りや手続きをしてくれました。
そして補償額が決定し、その額なんと○○万円!!(50~99の間)
は?
何それ?
怪我のために仕事を何日も休まねばならず、その休業補償が大きいとのこと。
かすり傷程度で休業ってどんな仕事だよ!
保険代理店の人も怪我は大したことないって言ってたし、それなのに休業補償で○○万円ってどういうことだ!!
…まあ、すべて保険で賄えたので良しとします。
でも、今回の保険は火災保険ではなくて、施設賠償責任保険という火災保険の特約です。
もしこの特約に入っていなかったら、○○万円全額実費負担だったので、やはり保険は入っておくべきですね。
いや~、ホント入ってて良かった…。
TATERU預金通帳改ざん事件
そして7月から9月の出来事といえば、やっぱりTATERUの預金通帳改ざん事件ですね。
8月31日に日経電子版が第一報、同じ日に楽待新聞がさらに詳細に報じました。
TATERUの従業員が、顧客から融資審査のために提出された残高23万円のネットバンキングのスクリーンショットを、融資審査に通りやすくするように623万円に改ざんしたことが発覚しました。
ですが、改ざんをしているのはTATERUだけではないです。
「蒸かし、改ざん…不動産業界の現実、二重売買契約とエビデンスの改ざんを知る」の記事や「不動産投資コンサルティングを頼る。その額120万円!!」の記事で書いていますが、不動産業界では改ざんなんて当たり前で、それを推奨しているコンサルまであります。
不動産業界はそんな業界なのです。
TATERUは氷山の一角。
バレたのは運が悪かった。
東証1部上場企業が改ざんするのはどうなのとは思いますが…。
TATERUのアパートに融資をしていた西京銀行は、金融資産のエビデンスに改ざんがなかったかをアパートオーナーに確認しているようです。
僕のところにも連絡が来て、西京銀行へ提出されたエビデンスを取り寄せましたが、改ざんはありませんでした。
ブログの問い合わせフォームやTwitterのDMから連絡をしてくださった他のオーナーさんでは結構改ざんされているという人がいました。
僕のエビデンスが改ざんされていないのは不思議なくらいです。
不動産投資の収支公開(2018年1月~9月)のまとめ
さて、激動の3ヶ月を振り返ってきました。
退去予定も含め、現在空室を4部屋も抱えています。
このままでは毎月持ち出し確定です。
何とかせねばなりません。
次の3ヶ月はどんなことが起きるのでしょうか。(´∀`)ワクワク
お読みいただき、ありがとうございました!
今日は。非常に面白く読ませて頂いてます。
失敗ネタでブログを書かれている訳では無いですよね。
ハードロックマンさんはお金持ちだと推測出来ます。
普通の人はもう少し深く考えて慎重に行動すると思います。
(失礼)
失敗例は勉強になる人が多いと思うので是非続けてください。
出来ればそうならない為にはどうしたら良いのかをもっと詳細に書いて頂けたらと思います。
これを本等にして有名になる事を考えていませんか?
これからもずっとブログ読ませてください。
ありがとうございました。
不動産投資は苦くて黒い大人の味やね。
それにしてもわんこかわいい。