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コンフォリア・レジデンシャル投資法人(3282)の特徴・投資方針・実績を紹介!

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国内4位の総合不動産会社、東急不動産がスポンサーの住宅主体型J-REITです。

そんなコンフォリア・レジデンシャル投資法人について紹介します!

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スポンサー・資産運用会社・格付

スポンサー東急不動産
資産運用会社東急不動産リート・マネジメント
格付AA / 安定的(JCR)
資産運用会社の株主出資比率
東急不動産100%

コンフォリア・レジデンシャル投資法人の特徴

コンフォリア・レジデンシャル投資法人は、東急不動産がスポンサーの住宅主体型J-REIT。

スポンサーである東急不動産がプロデュースしてきた高品質都市型賃貸レジデンス「コンフォリア」シリーズをメインに、東京圏に立地する単身・小家族世帯向け賃貸住宅を中心に投資する方針です。

賃貸住宅では、ポートフォリオの9割が東京23区の物件で、9割がシングル・コンパクトタイプとなっています。

外部成長のサポート体制は、東急不動産、東急コミュニティー、東急リバブル、東急住宅リースが保有する物件や第三者保有物件の売却情報の提供を、加えて東急不動産はウェアハウジング機能の提供を行います。

内部成長のサポート体制は、プロパティマネジメント業務を不動産管理・運営を行う東急住宅リースを中心とした東急不動産ホールディングスグループの会社が担い、多くの物件で東急住宅リース、東急不動産、シグマジャパンがマスターリースを行っています。

さらに、福利厚生サービスを手掛けるイーウェル、フィットネスクラブを運営する東急スポーツオアシスが入居者向けサービス等の情報提供・提案を行い、東急不動産ホールディングスグループを挙げてサポートする体制を築いています。

そしてセイムボート出資として、東急不動産が投資口の9.03%を保有しています。

投資方針(ポートフォリオ構築方針)

用途

用途割合
賃貸住宅80~100%
運営型賃貸住宅0~20%

賃貸住宅に80%以上、シニア住宅、サービスアパートメント、学生マンションなどの運営型賃貸住宅に20%以下の割合で投資する方針です。

2022年12月1日時点のポートフォリオは、賃貸住宅が93.3%、運営型賃貸住宅が6.7%となっています。

賃貸住宅の内訳はシングルが51.6%、コンパクトが38.6%、ファミリ-が9.1%などとなっています。

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投資エリア

投資エリア割合
東京圏80~100%
その他中核都市0~20%

東京都心(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)、準都心(東京都心を除く東京23区)、その他東京圏(東京都心と準都心を除く東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)に80%以上、その他中核都市に20%以下の割合で投資する方針です。

2022年12月1日時点のポートフォリオは、東京都心が37.2%、準都心が53.9%、その他東京圏が4.5%、その他中核都市が4.4%となっています。

資産規模・1口当たりNAV推移

上場からの資産規模と1口当たりNAVの推移は下のグラフのとおりです。

資産規模、NAVともに右肩上がりで成長しています。

コンフォリア・レジデンシャル投資法人(3282)資産規模、1株当たりNAV推移

「1口当たりNAV」とは

NAVはNet Asset Valueの略で、含み損益を反映させた時価の純資産のこと。これを発行済投資口数で割ったものが1口当たりNAVです。
また、投資口価格を1口当たりNAVで割ったものをNAV倍率と言い、株式のPBRに相当します。

直近10期(5年)の資産規模と1口当たりNAVは下記のとおりです。

決算期資産規模(億円)1口当たりNAV(円)増減率
‘18.11,885223,5261.6%
‘18.72,021228,5772.3%
‘19.12,060237,2523.8%
‘19.72,259251,5296.0%
‘20.12,266262,4324.3%
‘20.72,459268,9252.5%
‘21.12,521278,7943.7%
‘21.72,615288,2323.4%
‘22.12,615299,1383.8%
‘22.72,810307,7312.9%

中期目標として、資産規模3,000億円を掲げています。

1口当たり分配金推移

上場からの1口当たり分配金の推移は下のグラフのとおりです。

分配金も右肩上がりに成長しています。

コンフォリア・レジデンシャル投資法人(3282)資産規模、1株当たり配当金、1株当たりFFO推移

なお、コンフォリア・レジデンシャル投資法人は、IR資料で1口当たりFFOを記載していません。

直近10期(5年)の1口当たり分配金は下記のとおりです。

決算期1口当たり分配金(円)増減率
‘18.14,7882.3%
‘18.74,9854.1%
‘19.15,1803.9%
‘19.75,1800.0%
‘20.15,2952.2%
‘20.75,3090.3%
‘21.15,4101.9%
‘21.75,8728.5%
‘22.15,529-5.8%
‘22.75,300-3.5%
‘23.1(予)5,400
‘23.7(予)5,620
‘24.1(予)5,650

巡航分配金5,500円を中期目標としています。

公募増資(PO)・第三者割当増資履歴

利益のほとんどを分配するJ-REITにとって、増資は成長するための重要なエンジンになります。

上場からの公募増資、第三者割当増資の履歴は下記のとおりです。

コンフォリア・レジデンシャル投資法人(3282)公募増資、第三者割当増資履歴

2013年2月に上場してから毎年2月に公募増資を行って、しっかりと資産規模を拡大しています。

沿革

2010年5月コンフォリア・レジデンシャル投資法人設立
2013年2月東京証券取引所に上場

コンフォリア・レジデンシャル投資法人のまとめ

  • 国内4位の不動産会社、東急不動産がスポンサーの住宅主体型J-REIT。
  • 保有する物件のほとんどが東京23区に立地するシングル・コンパクトタイプ。
  • 保有物件は140件を超えており、物件の分散が効いていて安定している。
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