トーセイ(8923)がスポンサーの総合型J-REITです。
そんなトーセイ・リート投資法人について紹介します!
Contents
スポンサー・資産運用会社・格付
スポンサー | トーセイ |
資産運用会社 | トーセイ・アセット・アドバイザーズ |
格付 | A / 安定的(JCR) |
資産運用会社の株主 | 出資比率 |
---|---|
トーセイ | 100% |
トーセイ・リート投資法人の特徴
トーセイ・リート投資法人の特徴は「東京経済圏」、「築古」、「中小規模」の3つです。
スポンサーのトーセイが主戦場とする東京経済圏の中で、取得競争が激しい都心を避けて高利回りが期待できるエリアをターゲットとしています。
築年数のみにとらわれない投資方針で、築30年以上の築古物件もポートフォリオに多く組入れられています。
トーセイ・リート投資法人では、1物件当たりの投資金額を50億円以下としていて、中小規模の物件がターゲットとなります。
数多くの物件に投資することで、稼働率の急激な低下などのリスク分散ができ、ポートフォリオの安定を図っています。
また、スポンサーのトーセイは20億円未満の物件への投資が大半を占めていて、中小規模の物件はスポンサーの強みを活かせる物件です。
投資方針(ポートフォリオ構築方針)
用途
用途 | 割合 |
---|---|
オフィス | 70%以下 |
住宅 | 70%以下 |
商業施設 | 20%以下 |
物流施設 | 10%以下 |
COVID-19の影響を踏まえて、従来投資対象としていたホテルを除外し、住宅の投資上限比率を50%から70%に変更、商業施設の投資上限比率を新設しました。
投資エリア
投資エリア |
---|
東京都の都市部を含む東京経済圏 |
資産規模・1口当たりNAV推移
上場からの資産規模と1口当たりNAVの推移は下のグラフのとおりです。
直近10期(5年)の資産規模と1口当たりNAVは下記のとおりです。
決算期 | 資産規模(億円) | 1口当たりNAV(円) | 増減率 |
---|---|---|---|
‘16.10 | 308 | 122,438 | 2.0% |
‘17.4 | 361 | 124,464 | 1.7% |
‘17.10 | 361 | 126,686 | 1.8% |
‘18.4 | 459 | 124,278 | -1.9% |
‘18.10 | 459 | 129,333 | 4.1% |
‘19.4 | 558 | 130,221 | 0.7% |
‘19.10 | 568 | 133,906 | 2.8% |
‘20.4 | 687 | 136,345 | 1.8% |
‘20.10 | 703 | 136,889 | 0.4% |
‘21.4 | 723 | 139,049 | 1.6% |
1口当たり分配金・1口当たりFFO推移
上場からの1口当たり分配金と1口当たりFFOの推移は下のグラフのとおりです。
直近10期(5年)の1口当たり分配金と1口当たりFFOは下記のとおりです。
決算期 | 1口当たり分配金(円) | 増減率 | 1口当たりFFO(円) | 増減率 |
---|---|---|---|---|
‘16.10 | 3,371 | 5.1% | 4,417 | 5.2% |
‘17.4 | 3,592 | 6.6% | 4,726 | 7.0% |
‘17.10 | 3,382 | -5.8% | 4,495 | -4.9% |
‘18.4 | 3,532 | 4.4% | 4,570 | 1.7% |
‘18.10 | 3,435 | -2.7% | 4,485 | -1.9% |
‘19.4 | 4,052 | 18.0% | 4,328 | -3.5% |
‘19.10 | 3,675 | -9.3% | 4,619 | 6.7% |
‘20.4 | 3,696 | 0.6% | 4,707 | 1.9% |
‘20.10 | 3,697 | 0.0% | 4,756 | 1.0% |
‘21.4 | 3,750 | 1.4% | – | |
‘21.10(予) | 3,530 | – | ||
‘22.4(予) | 3,530 | – |
公募増資(PO)・第三者割当増資履歴
利益のほとんどを分配するJ-REITにとって、増資は成長するための重要なエンジンになります。
上場からの公募増資、第三者割当増資の履歴は下記のとおりです。
2014年11月の上場後、2020年4月期までは毎年11月に公募増資を行っていました。
沿革
2014年9月 | トーセイ・リート投資法人設立 |
2014年11月 | 東京証券取引所に上場 |