J-REIT PR

日本アコモデーションファンド投資法人(3226)の特徴・投資方針・実績を紹介!

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

国内トップの総合不動産会社、三井不動産(8801)がスポンサーの住宅主体型J-REITです。

そんな日本アコモデーションファンド投資法人について紹介します!

J-REITの仕組み、メリット・デメリット、種類を解説!J-REITの仕組み、現物不動産投資と比較したメリット・デメリット、不動産の用途、J-REITの種類について紹介しています。...

スポンサー・資産運用会社・格付

スポンサー三井不動産
資産運用会社三井不動産アコモデーションファンドマネジメント
格付AA- / 安定的(R&I)
A+ / 安定的(S&P)
資産運用会社の株主出資比率
三井不動産100%

日本アコモデーションファンド投資法人の特徴

日本アコモデーションファンド投資法人は、三井不動産がスポンサーの住宅主体型J-REIT。

東京23区への集中投資を掲げていて、物件はシングル・コンパクトタイプが中心となっています。

三井不動産グループが企画・開発する「パークアクシス」シリーズをコアとして、第三者から取得する物件は「パークキューブ」シリーズとしてブランディングしています。

三井不動産レジデンシャルが不動産情報・アドバイザリーサービス提供会社として、三井不動産リアルティが不動産情報提供会社として、三井不動産レジデンシャルリースがプロパティ・マネジメント会社として、グループ各社がサポートする体制です。

セイムボート出資として、三井不動産子会社の三井不動産レジデンシャルが投資口の3.09%を保有しています。

投資方針(ポートフォリオ構築方針)

用途

用途割合
賃貸住宅90%以上
ホスピタリティ施設10%以下

賃貸住宅に90%以上、寮・社宅、サービスアパートメント、シニア住宅、宿泊施設からなるホスピタリティ施設に10%以下の割合で投資する方針です。

2022年8月31日時点のポートフォリオは、賃貸住宅が94.9%、ホスピタリティ施設が5.1%となっています。

賃貸住宅のカテゴリー別の割合は、シングルが41.9%、コンパクトが41.5%、ファミリーが12.5%、ラージが4.1%となっています。

住宅特化型・主体型J-REIT比較。主な用途の中では一番安定している!住宅特化型・主体型J-REITを一覧で紹介しています。...

投資エリア

投資エリア割合
東京23区80%以上

賃貸住宅とホスピタリティ施設あわせて、東京23区への投資比率を80%以上としています。

賃貸住宅は、東京23区を主とした東京圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)及び地方中核政令指定都市圏(札幌市、仙台市、名古屋市、大阪市、京都市、神戸市、広島市、福岡市の各都市圏)を投資エリアとしています。

賃貸住宅の2022年8月31日時点のポートフォリオは、東京23区が88.5%、その他東京圏が4.5%、地方主要都市が7.0%となっています。

資産規模・1口当たりNAV推移

上場からの資産規模と1口当たりNAVの推移は下のグラフのとおりです。

日本アコモデーションファンド投資法人(3226)資産規模、1株当たりNAV推移

「1口当たりNAV」とは

NAVはNet Asset Valueの略で、含み損益を反映させた時価の純資産のこと。これを発行済投資口数で割ったものが1口当たりNAVです。
また、投資口価格を1口当たりNAVで割ったものをNAV倍率と言い、株式のPBRに相当します。

直近10期(5年)の資産規模と1口当たりNAVは下記のとおりです。

決算期資産規模(億円)1口当たりNAV(円)増減率
‘18.23,015404,0002.5%
‘18.83,032415,0002.7%
‘19.23,063435,0004.8%
‘19.83,097455,0004.6%
‘20.23,097483,0006.2%
‘20.83,162491,0001.7%
‘21.23,184505,0002.9%
‘21.83,379532,0005.3%
‘22.23,379546,0002.6%
‘22.83,399572,0004.8%

1口当たり分配金・1口当たりFFO推移

上場からの1口当たり分配金の推移は下のグラフのとおりです。

なお、日本アコモデーションファンド投資法人は1口当たりFFOを公表していません。

日本アコモデーションファンド投資法人(3226)資産規模、1株当たり配当金、1株当たりFFO推移

「1口当たりFFO」とは

FFOはFunds From Operationの略で、当期純利益から不動産売却損益を差し引き、減価償却費を足したもので、賃貸収入からどれだけのキャッシュが得られたかを表す指標のこと。これを発行済投資口数で割ったものが1口当たりFFOです。
また、投資口価格を1口当たりFFOで割ったものをFFO倍率と言い、株式のPERに相当します。

直近10期(5年)の1口当たり分配金と1口当たりFFOは下記のとおりです。

決算期1口当たり分配金(円)増減率
‘18.29,1798.0%
‘18.89,161-0.2%
‘19.29,7065.9%
‘19.810,4497.7%
‘20.210,042-3.9%
‘20.810,1080.7%
‘21.210,080-0.3%
‘21.810,035-0.4%
‘22.210,4854.5%
‘22.810,299-1.8%
‘23.2(予)10,510
‘23.8(予)10,130

公募増資(PO)・第三者割当増資履歴

利益のほとんどを分配するJ-REITにとって、増資は成長するための重要なエンジンになります。

上場からの公募増資、第三者割当増資の履歴は下記のとおりです。

日本アコモデーションファンド投資法人(3226)公募増資、第三者割当増資履歴

2021年2月期には93億円を調達して、約98億円で4物件を取得しています。

沿革

2005年10月日本アコモデーションファンド投資法人設立
2006年8月東京証券取引所に上場

日本アコモデーションファンド投資法人のまとめ

  • 天下の三井不動産がスポンサーの住宅主体型J-REIT。
  • 物件数は130を超えていて分散が効いている。
  • 多少の上下はあるものの、三井不動産の住宅J-REITということで分配金は安定している。
J-REITのスポンサー一覧。スポンサーの力で運命が変わる!J-REITの資産運用会社の株主がスポンサー。スポンサーの物件調達力や信用力によって成長していけるかどうかに関わります。一覧にまとめてみましたので、銘柄選びの参考にしてください。...
Jointoα(ジョイントアルファ) CRE Funding

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください